あめんばーどのバーチャル日記

バーチャルな世界で過ごして競プロしてる人の雑談

統計検定1級合格しました

統計検定1級受かりました

と言いつつ統計数理は以前から受かってたんで、統計応用(理工学)が受かりましたって報告です。

二級も準一級も持たず別に統計も仕事や専攻にしておらず、なんか数年前に「友達が統計検定一級の話してて面白そうだなー」と思っただけで受けたら統計数理だけ一発合格。

統計検定1級は統計数理と統計応用の二種類を合格して初めて一級として認定を受けるのですが、片方合格の場合は合格して10年以内にもう片方を合格すればいいことになります。

というわけで以後は「受かった数理がもったいない」という感情だけで受けてました。サボった年もありました。

 

ちなみに実務で使わないのは先ほど言った通りで、統計数理受けた時は競プロもほぼやってなかったしRは統計に使える事すら知らなかったしPythonも全く触ってない人間だったし。

つまり何が起きてたかと言うと「数学的に言ってることはわかるけど応用として実務っぽい話題に結びつけられた瞬間に何言ってんのか全くわかんねえ」でした。統計応用で死ぬ。やめろRの画面を写してきた表を書かないでくれ。

ちなみに今も実務で使いません(新しく入った会社で機械学習の勉強はさせられましたが、いまんところ使ってません)

 

あ、でも機械学習の話振ってもらえるようになると嬉しいかも。面白い理論だなとは思ってるし会社の学習時にPytorchは触ったし勉強会を開いたくらいなので素人理解はある(と思いたい)。あと実は12月半ばにStable Diffusionを触り始めてたくさんのケモショタ画像を生成して中身も見ながらなるほどなぁってなったので。

Rustの勉強なんかも競プロ部や会社で使うかも?ってなってそこそこ触っててWebUIに落とし込めてるのも憧れてるなぁってなってます。

 

話を戻しまして。

サボった年もあるくらいには別に統計の意欲も数学の中では薄めでした(あくまで数学の中なので、全体を通しては全然好きですが)

そんなこんなでなんで取ったんだ?とは自分でもすごく思っていますが、まぁなんか遊びの幅が増えたら嬉しいなと思ってます。まさに今月遊び始めたんですが。

 

まあこんなふにゃふにゃな感じで受けたのでどういう勉強したかとかはあんまり言えないんですが、一応最後に勉強方法で思ったことまとめておくと

 

  • 余程基盤が完成していないのであれば二・三級から受けたほうがいいと思う
    • 当たり前だし誰もしないと思うけどマネしないでください
    • 特に一級以外は超気軽に受けられるので素晴らしい
    • 準一級は受けてないけど内容を見る限り超ムズい
  • 公式教科書はとりあえず何度も読んだ方がいい
    • 公式教科書の問題がまんま出たので統計数理が一発で取れた感がある
    • 一時期離れてたけど、理解が追い付いてから読み返したら本当にこの本ベースに出している印象
  • 準一級の本の内容の詳しさがとてもいいので併せて使おう
  • 辞書的な感じで読むなら竹村久保川がめっちゃ読みやすかった
    • ガッツリ数学書なので慣れてない人には重いし慣れてても重い
    •  全部理解しようとすると一級の範囲を超えすぎて時間が溶けるので程々に
      • そもそも統計検定の内容に対して過不足どちらもある
    • それはそれで合格後も読みたい
      • 欠測データの取り扱いとか普通に役に立った
    • 久保川はKindleでも買えたのでそっちで買ったが、結果的には竹村を読んだ機会のほうが多かった気がする
  • 三級レベルから理解したいのであれば統計学の図鑑わかりやすくてすごくよかった
    • すごく基礎的な内容で絵もたくさんあって、円グラフや棒グラフやサイコロの出目から入ってくれる
    • と思ってたらいつの間にか同じノリのままで仮説検定も分散分析も多変量解析もベイズ統計の話もしやがる。なんだこれ。
    • ページ数もお手頃だが、大型本なので注意
  • 統計応用の分野選択はしっかり
    • 理工を選択すると数学で殴れることがちょこちょこある
    • 当たり前ですがやりたいことがあるならそっちを選択しましょう
  •  株式会社すうがくぶんかはいいぞ
    • いいぞ

 

以上です。ん?唐突な宣伝?なんのことでしょう?まあ細かい事知りたい人は別の場で聞いてください。

とりあえずゆるゆるな合格報告でした。